ご自宅で出来る美味しいサラダの作り方として、
玉葱・キャベツ・レタスの3種類を使った基本的なサラダを例に、
ちょっとしたコツをお伝えします。
※ここってどんなサイト?って始めて訪れた方へ
当店は美味しいサラダとグリルが特徴の、四条河原町と伏見の2店舗で営業している京都の洋食レストランです。
お近くにお立ち寄りの際はご来店の上、一度ご賞味いただければ幸いです。
レタスの準備
まず手で半分に分けます。
食べやすい大きさに手で千切っていきます。
(レタスは包丁などの金目のもので切ってしまうと切り口から変色してしまうため)
玉葱の準備
半分に切った玉葱を輪切りにしますが、その際に頭の方を直角にスライスすると食感が断然よくなります。
キャベツの準備
キャベツの根元の芯の部分は固くて食感も悪くなるので、葉っぱを広げて先に芯を削り取っておきます。
包丁でスライスする際、キャベツの芯に対して直角にスライスすると
芯の硬さが無くなり、食感も良くなります。
新キャベツは薄く、特に冬キャベツはさらに薄くスライスした方が食感が良くなります。
アク抜き以降の手順
玉葱、キャベツ、レタスをボールに入れ、軽く水を入れ混ぜ合わせます。
次に水切り用のザルに移し、さらにザルをボールの中に移して10分程度水を流しながらアク抜きします。
玉葱の種類や時期によって辛味が気になる場合は、もう少し時間を長めにしても良いでしょう。
※この工程を忘れると、どんなに美味しいドレッシングを使っても不味いサラダになってしまいます。
ザルに入れたサラダを水切りしますが、
適度に水分がないとドレッシングが馴染まないので注意が必要です。
特にサラダ用の水きり器具を使う際は、切りすぎないで水分が少し残る状態がベストです。
ボールなどに移してラップし、冷蔵庫・野菜室などで20分程度冷やすと更にパリッとしたサラダに仕上がり、
食感がさらに良くなって美味しく召し上がれます。
※冷蔵庫内は乾燥しているので、ラップをしないと水分が無くなり美味しさが半減してしまいます。
冷蔵庫からサラダを取り出して盛り付け、
一緒に冷やしておいたお好みのドレッシングを掛けて冷たい内にどうぞ。
レタスと玉葱について
また、サラダを調理する際にそれぞれの野菜の性質を少し知っていると、
更に美味しいサラダを作れます。
レタスについて
レタスは年間栽培されていますが、季節により収穫産地が異なります。
春の桜前線のように、露地栽培のレタスは宮崎産から徐々に北上し、春先には四国産、
夏には信州の高地で栽培され、秋には千葉産や和歌山産となり、
また四国方面や淡路産に、冬場には温室栽培のレタスとなります。
玉葱について
北海道産と外国産は肉質がやや硬く、どちらも炒め物に、
春の長崎産や千葉産のサラダ玉葱などは生食用に向いています。
淡路産のタマネギは年間を通して比較的甘みもあり、サラダにおすすめの玉葱です。
当店でも淡路産のものをメインに使っています。